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沖縄県糸満市のハーブ農家「岸本ファーム」
Lamp okinawaで使用しているハーブ。
そのほとんどを生産して下さっている、素晴らしいハーブ農家さんがいらっしゃいます。
沖縄県南部糸満市で、ハーブを栽培されている「岸本ファーム」さんです。
農薬は一切使わずに、代表の岸本洋子さんと2名のスタッフ、計3名でハーブの栽培をされており、その種類は50種を超えます。
沖縄県内の飲食店はもちろん、本土のシェフにもファンが多い岸本ファーム。
丁寧に育てられたハーブは、香り高くペーストにしてもエグ味がないので、Lampの料理には欠かせないものとなっています。
お付き合いは20年前から
岸本さんとの出会いは20年前、ジェノベーゼをつくる為に質の良いバジルを県内で探していたところ、
「ハーブの事なら、岸本さんよ。」
と別の農家さんにご紹介頂いたことがきっかけです。
すぐに教えられたファームを訪れましたが、まず感じたのはファームの綺麗さ。
様々なハーブが、所狭しと植えられていましたが、その1本1本にちゃんと手が行き届いているのがわかります。
その全てが農薬を使わずに育てられていることには驚きました。
農薬を使わないと一口に言っても、その裏にある苦労は計り知れません。
「ぜひ僕たちにあなたのハーブを使わせて下さい!」
と申し入れ、数種類のハーブを頂いて店に戻りました。
岸本さんのハーブを使い、試作で作ったパスタから立ち上った香り!
その日から20年間、ずーっと岸本ファームのハーブを料理に使っています。
料理は素材
僕は、お出しする皿の一つひとつが「自分の料理」だと思ったことがありません。
その皿を構成するのは、脈々と受け継がれてきた営み、風土、そして生産者の苦労です。
つまり、協作です。
料理人は、そうして作られて素材たちのどこが個性なのか、どこを生かせば一番輝くのかというところを考え、調理法や合わせる食材を選びます。
それは、素材に薄いヴェールをかけるようなものです。
かける布で、その下にある食材が見えなくなってしまってはいけないし、布自体が目立ちすぎても成り立たないと思うのです。
その素材の一つとして、いつも輝きを放ってくれているのが、岸本さんのハーブたちです。
繋ぐこと
岸本ファームさんには、頼もしい2人のスタッフさんがいらっしゃいます。
諏訪咲希さんと、赤嶺ちとせさん。
お2人とも岸本さんの考え方に共感し、ファームの門を叩いた方々です。
口数少ないけれど、ハーブや自然に対しての深い愛情と意志を感じる諏訪咲希さんと、明るく活発でアイデア豊富、次々と新しいことにチャレンジしている赤嶺ちとせさん。
岸本さんの、農業に対する想いは確実にお2人に繋がっているのだなと感じます。
まとめ
岸本ファームさんは、家庭の食卓にハーブを届ける為に、様々な活動をされています。
毎週水曜日に開催される「岸本商店」と称したイベントでは、ハーブはもちろん、お付き合いのある生産者からのお野菜や、加工品なども並びます。
生産者の話を直に聞ける機会ですので、ぜひ足を運ばれてみて下さい。
詳細は、岸本ファームのSNSで確認出来ます。
チェックしてみて下さいね。
岸本ファームのSNSはこちらです👇
https://www.facebook.com/kishimotoherb
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