スクガラスって何?
スク=アイゴの稚魚、ガラス=塩漬けです。
6〜8月、旧暦の大潮の日に群れをなしてアイゴの稚魚がやってきます。
それを塩漬けにして保存食としたのが、スクガラスです。
島豆腐にのせて、泡盛に合わせるおつまみとして食べるのが一般的です。
今年もスクガラスを漬けました
今年は、少なめですがなんとか仕入れることが出来ました。
細かい骨があるので、料理に使う際には包丁で細かくたたいてアンチョビのように使っています。
もちろん、そのまま食べても美味しいです。
通常はスクの重さの50%くらいの塩を使って塩漬けすることが多いですが、Lampでは30%くらいに抑えて、保存しておいた去年の漬け汁を足しています。
7月に漬けたスクガラスは後1ヶ月ほどで、ちょうどいい感じになると思います。時間がつくる味ですね
スクガラスの作り方
保存食としても使えるスクガラスの作り方をご紹介します。
①新鮮なスク(アイゴの稚魚)を用意します。
②スクをよく水で洗い、表面のぬめりをとります。体長4cm以上の大きめのもが入っていたら取り除いて下さい。
③スクの重量を測り、その50%の重量の塩でスクと島唐辛子をつける。
④冷蔵庫で3ヶ月ほど保存し、スクが茶褐色になっていれば出来上がり。
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