屋号「傳饗(でんきょう)」について
「なんて読むの?」、「覚えにくい」、「書きにくい」などのコメントを頂いております。
私なりに悩みに悩んでつけた屋号ではありますが、自分でも覚えにくいし書きにくいというのは自覚しております。
領収書の宛名を聞かれた時などは、はじめから「ひらがなで ” で・ん・きょ・う ” でお願いします。」と言っちゃうほど。
しかし、もちろん思い入れはあります。
傳饗の文字。
“ 傳 ” は、「伝」の旧漢字であり、古いものや受け継がれてきた文化や習慣に敬意を払い、それを伝えていきたいという想いを込めました。
“ 饗 “ は「おもてなしの食」という意味を持っています。
そして、分解すると「郷」と「食」という字になります。
さらに、” 食 ” を分解すると ” 人 ” と ” 良 ” 。
つまり、この一文字で、「郷土の素材を使い、人を良くする(豊かにする)。」という意味を持っているのです。
これから大事にしていきたいと思っている事を表す2つの文字。
僕にとっては、2つと無く「これしかない!」と思える屋号です。
“ 傳饗 ” は「食で未来を豊かに」という理念のもと、郷土の素材を使い、人と環境を豊かにする活動に取り組んでいきます。
店舗での料理提供もその一つ。
マルシェの開催もその一つ。
沖縄の素材を使った商品開発もその一つです。
僕たちが、50年後の”美味しい!”を増やすためにできることにコツコツ取り組んでいきます。
さて、ここで問題です。
「でんきょう」って10回言ってみて下さい。
でんきょう、でんきょう、でんきょう、でんきょう・・・
新屋号は?
いかがですか?
はい!「 傳饗(でんきょう) 」ですね。
覚えて頂けると嬉しいです😊